「彼との関係がぎくしゃくしてしまう」「同じことで何度も悩んでしまう」
そんな恋愛のつまずきに、心が疲れてしまっていませんか?
実は、恋愛やパートナーシップで繰り返される悩みの多くは、相手との問題ではなく**“自分の内側にある未消化の感情”**が原因になっていることが多いのです。
本記事では、恋愛がうまくいかないと感じる本当の理由と、その苦しさにどう向き合えばいいのかを、心理的な観点と実体験を交えてわかりやすくお伝えしていきます。
恋愛・パートナーシップの悩みは「本質」を見ていないことから始まる
この章で扱う主なポイントは以下のとおりです。
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問題の原因は「相手」ではなく「過去の自分」にある
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私たちは過去の我慢や諦めを恋愛に投影している
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悩んでいるときほど「的外れな解決策」を求めがち
以上のポイントを踏まえると、悩みの本質は相手の問題ではなく、自分自身の内側にある過去の感情や記憶に起因することが多いとわかります。
ここではその具体的な例と気づき方を紹介します。
■ 問題の原因は「相手」ではなく「過去の自分」にある
「彼が悪い」「彼が変わればいいのに」――
そう感じる場面は多いかもしれません。
でも実は、そう思うときほど、自分の過去の経験が引き金になっている可能性が高いのです。
かつて我慢した経験や、言いたいことを飲み込んだ記憶が、今の恋愛に重なって見えてしまうことがあります。
❝相手を責めたくなるときほど、自分自身の“過去の傷”が反応している❞
■ 私たちは過去の我慢や諦めを恋愛に投影している
以下のような思考や行動に、心当たりはありませんか?
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「どうせ話を聞いてもらえない」
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「私が我慢すればうまくいく」
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「私が代わりにやるべき」
これらはすべて、かつての「我慢」「遠慮」「諦め」から来ている反応です。
今のパートナーが引き起こしているのではなく、過去の自分が癒えていないまま残っていることの現れとも言えます。
■ 悩んでいるときほど「的外れな解決策」を求めがち
「どうすればうまくいく?」と焦って行動すると、つい以下のような“対処法”に走りがちです。
的外れな対処法 | なぜズレているか |
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相手を変えようとする | 相手をコントロールしても根本は解決しない |
自分を演じてしまう | 本音を隠すと、関係性が浅くなる |
恋愛マニュアルに頼りすぎる | 一時的な安心にはなるが、根本的な癒しにはならない |
根本的な解決は「自分の感情に丁寧に向き合うこと」から始まります。
恋愛の悩みの根底にある「さみしさ」との向き合い方
この章で扱う主なポイントは以下のとおりです。
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「スネ語」や不満は、心の中にある“さみしさ”のサイン
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「あの人」の一言や態度は、実はあなたの内側の反映
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本当の感情に気づけば、恋愛の関係性は自然と変わる
恋愛のトラブルの多くは、実は“寂しさ”が発端となっています。
ここでは、その正体と向き合い方を解説します。
■ 「スネ語」や不満は、心の中にある“さみしさ”のサイン
以下のような言葉を使ってしまうことはありませんか?
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「もういいよ」→ 本当は話を聞いてほしい
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「どうせ私なんて」→ 認められたい
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「別れたほうがマシ」→ 愛されたい
こういった言葉は、素直に「寂しい」と言えなかった感情の表れです。
・相手や自分の悪いところ
・相手や自分のダメなところ
・相手に変えて欲しいところ
・自分に変わって欲しいところ
そればっかりが見えてしまい、言いたいこともほとんどが ”スネ語”ばかり。
ほんと可愛くナイ態度と自分との会話…私もよくやっていました。
そして、実は進化を遂げて今でも時々やっています。笑
でもね、それって
”さみしい”を貯めまくった結果、
あり余る ”さみしい” を色々な要求に変えて
あーでもない、こーでもないと言っているだけ。
どれだけ言っても言い足りないくらいずっと溜めてきて、溜まっているから、その”さみしい”の欠片が色々な現実や人の行為に投影されてしまうだけなんですよね。
❝強い言葉や不機嫌な態度の裏には、伝えられなかった“さみしさ”がある❞
■ 「あの人」の一言や態度は、実はあなたの内側の反映
相手の何気ない一言や態度に、過剰に反応してしまうときは、自分の内側が投影されている可能性があります。
たとえば…
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少し無視されただけで「大切にされていない」と思う
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忙しいだけなのに「愛情が冷めた」と感じてしまう
これらは、過去の未処理の感情が今の恋愛に作用している証拠です。
問題視していたり、悩みのきっかけになっている
・あの人の一言
・あの人の好意
・あの人との関係性
・自分の性格
・自分の容姿
・恋愛に対する感情
…ぜんぶ、
言ってこなかった”さみしい”が 形を変えているだけです。
そう考えてみてみたら、滑稽なもんですよ?
言わなかったんだから、言えばいいんよ ^ ^
といっても・・・私もかなり苦戦してきました。
頭でわかっていても簡単ではなかったから言えなかったんですもんね。
■ 本当の感情に気づけば、恋愛の関係性は自然と変わる
本音に気づくことで、相手にどう伝えるかも自然と変わっていきます。
- 「私はこう感じていた」
- 「本当はこうしたかった」
と自分の中の感情を正直に受け止めることで、不必要な我慢や演技が減り、関係性が柔らかくなるのです。
「完璧な恋愛」はいらない。繰り返しの中で気づくこと
この章で扱う主なポイントは以下のとおりです。
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何度も同じことで悩んでいいし、ケンカしていい
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恋愛やパートナーシップは“二人三脚”でつくるもの
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「理想の恋愛」から抜け出すと、心がラクになる
恋愛は「完璧」を目指すものではなく、繰り返しの中で深まるものです。
■ 何度も同じことで悩んでいいし、ケンカしていい
「また同じことでもめた…」と感じるのは自然なこと。
恋愛は、お互いの価値観を擦り合わせていくプロセスです。
同じことで悩むのは、悪いことではありません。
むしろ、その都度本音に気づくチャンスだと考えましょう。
一回でなんとかしたい!とか、何度も言うのいやだ!とか、もう二度と同じことを繰り返したくない!とか…気持ちはよーくわかるんだけど、
『そうなってもいい』
『何度言ってもいい』
『繰り返してもいい』
って、ハラをくくる。
言っておきます、断言します。
💡恋愛・パートナーシップに、”同じ”はない。
常にナマモノ。変わり続けている。
これ超大事!!!
■ 恋愛やパートナーシップは“二人三脚”でつくるもの
一人が頑張りすぎる恋愛は、長続きしません。
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自分の気持ちを大切にする
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相手の意見にも耳を傾ける
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完璧を目指さず、歩み寄る
この3つのバランスが取れていると、自然体で心地よい関係が育まれていきます。
■ 「理想の恋愛」から抜け出すと、心がラクになる
「いつもラブラブ」「穏やかで完璧な関係」――
そんな理想像に縛られてしまうと、現実の恋愛が苦しく感じるようになります。
❝恋愛は“理想”ではなく、“今”の2人が向き合いながらつくるもの❞
完璧さではなく、リアルな気持ちを共有できることが何より大切です。
私も長年共に過ごしてきた彼(結婚した主人)にさえも、わめくことできなかった私…
・いろいろ喧嘩しました
・言ったことのないことも言いました
・泣きながら助けて、と言ったこともあります
・不機嫌を前面に出してみました
・信じられない、とか 嫌だ、とか
ぜーんぶ言いました。
ぜんぶ、言いたかったことだけど言えなかった情けな~いこととかいろいろ。
「そんなこと言わないわたし」が定着してて、わたしという生身の人間と同じように生身の相手との付き合いではなく、´理想の自分´と´理想のパートナー´との恋愛ごっこを、それまでしてたのだと思います。
彼との日々の中に今まで我慢してきたたくさんの”さみしい”が散りばめられていて、わたしが無意識に「あなたはこうだから」とか「あなたはどうせ」とか「ほーらやっぱり」って暴言吐いてダメ出ししている…
その度にまた、自分の”さみしい”に出会って、それを感じて感じて感じて・・・・ずっとリピートさせてきた。
でも、そのおかげで目が覚め気付かされ、すんごい今は幸せなのです。
怖がって嫌がってぶつかってもその度に、あぁ、大丈夫なんだーって毎回感じる。
器の広い彼にも感謝です、ほんと有難いです。
まとめ|恋愛の悩みは「問題」ではなく「成長の種」
恋愛の中で起きる悩みや違和感は、あなたが「本当の気持ち」に気づくためのサインです。
悩みを“問題”と捉えるのではなく、“気づきのチャンス”と受け止めてみましょう。
少しでもほんの数ミリでも、成長しているあなたとお相手様がいるハズなのです。
この記事が何かの気付きになれば幸いです。
この記事のまとめ
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恋愛の悩みの多くは、相手ではなく「自分の内側」に原因がある
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過去の我慢や“さみしさ”が現在の恋愛に投影されている
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悩んでいるときほど、的外れな対処に走りやすい
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パートナーシップは、完璧でなくていい。“繰り返し”が大切
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問題のように見える現実こそが、成長と変化のきっかけになる
行動へのヒント
今の悩みも、すれ違いも、あなたが自分自身と深くつながるチャンスです。
「うまくやらなきゃ」と思わずに、まずは自分の気持ちに正直になることから始めてみましょう。
それが、心から満たされるパートナーシップへの第一歩になります。
最後まで目を通していただき感謝です…♥️